ダメリーマンが残業から脱出する方法を紹介する

誤解なきよう最初に言っておきます。

ダメリーマンは残業から抜け出せません。

ホワイトカラーで残業しなくても許されるのは限られたごくごく一部の人たちです。

残業をしなくてもまあええわとなるのはこんなところでしょうか。

残念ながら、ほとんど会社員は飛び抜けたパフォーマンスは出せず、親戚に役員がいるわけでもない平凡でどこにでもいる会社員なのです。

ギリギリの人員しか配置されておらず御用組合しかない中小企業で、どこにでもいる会社員が「毎日定時で帰ります」なんて言いだそうもんなら、次の日から居心地は悪くなるのです。

一方で、パフォーマンスが平均以下の社員が、結果ではなく一生懸命残って仕事をしているというのは、今の日本社会で評価されるのもまた事実なのです。

今回は、残業はしなければなりませんが、時にうまく残業から抜け出す方法を紹介していきます。

ダメリーマンは残業から逃げられない

人は死と税金からは逃げられないといいます。

ダメリーマンは残業とサービス残業から逃げられません。

ダメリーマンの業の深さがわかっていただけますか。残業の業でもあります。

大手企業に入れないような大学にいったのが悪いのか、良い大学にいったけど隠キャでコミュ力がなかったのが悪いのか、はたまた、転職をしすぎて行き着く先がブラック企業なのか。僕のようにひきこもりというのもあるかもしれません。

でも、そんなダメリーマンの我々にも残業を抜け出す方法があるのです。

理由があれば残業から抜け出せる

疲れたんで帰りますというとひんしゅくを買うかもしれません。

しかし、子供が熱を出しているので早く帰りますといって止める人はいますか？

結婚しているならば、家族を理由に帰るのも手です。

結婚記念日、子供の誕生日、町内会の催し物など、理由は山ほどあります。

注意しないといけないのは、年に2回も結婚記念日を作ってしまったりしないことです。

つい2回作ってしまった場合は、結婚式を挙げた日と婚約した日などと言ってしまいましょう。

金曜日の夜、早く帰りたいときは地元に帰るといって、定時に上がり、その足でアンテナショップで地元のお土産を買って月曜日に職場に持っていったこともあります。

12月の忘年会シーズン、忘年会スルーなんて言葉も2019年は流行りましたが、残業から抜け出したい人からすると残業スルーのために無い忘年会を作って早々と帰ることができる実にありがたい1ヶ月といえます。

みんな、うまくサボっている

外回りの営業が毎日、ガチで客先周りをしているとは思っていません。キーエンスの社員並みに管理している会社は別としてです。

二日酔いになったら、パチンコ店の駐車場で寝ていることだってあるだろうし、身体が痛ければマッサージを受けていることだってあるのかもしれません。

なんなら、黒板の帰社時間のところに直帰と書いて早めに家に帰っていることだってあるでしょう。

内勤だったら、タバコ休憩を2時間に1度くらい取ったり、トイレにこもってソシャゲをしたり、息抜きをしている人は少なくありません。

勤務時間は仕事に集中すべきというのはわかりますが、残業を入れると半日も会社にいて、その時間絶えず集中すると疲弊します。身体が持ちません。

振る舞いがうまい人ほど、休憩と回復する時間をところどころで作っています。

ガチで1日中仕事に集中するとなると、過労とストレスで仕事後は抜け殻のようになります。

何より、ひたすらの長時間労働はパフォーマンスが下がりますからね。

こうなると、平日は仕事だけに生きるみたいになって、公私ともに楽しくありませんよね。

残業を抜け出す頻度は2週間に1度未満にする

毎週水曜日に残業を抜け出すと、こいつ、やってるなとなります。

3日前の食事は覚えているかもしれません。1週間前の食事は言われればああと思い出すでしょう。

2週間も前になると記憶からほぼ消えています。

あんまり毎週定時に帰っていると怪しまれます。ほどよいタイミングを見計らって残業からエスケープしましょう。

休む口実を周囲にアピールする

上司に、「今日早く帰りますんで！」という必要はありませんが、一緒の仕事をしている同僚やアシスタントに早く帰る理由を言っておくのは大事です。

上司が「あれ、あいつ、今日早く帰ったけどどうしたの？」と聞いたときに、その同僚が理由を説明してくれることになるからです。

できれば、朝一かお昼休みくらいには、雑談の合間に定時上がりしたい理由をそれとなくいうのが大事です。

その際は他人から羨まれるような理由、人気のライブに当たったなんて嫉妬されるようなのは避けたほうがいいです。恋人との誕生日も微妙なところではありますが、行事でもあるので大丈夫寄りでしょう。

普段は残業しているけど、今日は早く帰る印象付けは絶対に必要です。

最後に

本来、仕事のパフォーマンスを上げて残業しないというのが一番いいですよね。

それで認められるほど、能力がないし、努力ができない人がほとんどです。

そんなダメリーマンは姑息になって、周りに嫌われないようにうまく残業回避スキルをつけるべきなのです。

そうして、2週間に1度、月に2回、年間で24回定時上がりをすると普段4時間の残業をしているところが年間で96時間も時間が捻出できるのです。

トップ営業になるための血のにじむ努力ができて結果が出るのはごく一部ですが、うまくやり過ごして96時間作るのは誰にだってできると思うのです。

中小零細企業にも四半世紀後くらいには残業がなくなるかもしれません。

しかし、その頃にはこれを読んでる会社員は定年退職間近でうまみがありませんよね。

今の残業せざるを得ない状況を受け入れつつも、残業が避けられるところは避けるのが正しい作法かと思いますが、僕は会社員として毒されているだけかもしれませんので参考にとどめていただければと思います。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。