1月末に発表されたGlobax X社の米国超高配当株ETF QYLDの2月頭の配当金が1株につき0.203ドルでした。
ちなみに1月頭の配当金は0.5ドルです。まさかまさかの半額以下の配当金です。
QYLDホルダーは頭を抱えた人がちらほら出たのではないでしょうか?
この記事を読んでほしい人
- QYLDを保有していて、これからの値下がりが心配
- これから米国高配当株ETFを仕込みたいけど買っていいか不安
QYLDを400株以上、2022年2月現在日本円にして100万円以上保有している中山がどのように考えているのか買いていきます。
QYLDの配当金が落ちたとはいえ、10%以上の利回りあり
2022年2月のQYLD配当金が0.203ドル、同じ配当が毎月続いたのならば年間2.436ドルになります。
2022年2月13日現在のQYLD株価が20.35ドルです。税引き前で12%弱も配当金があります。
これを考えると決して悪い配当どころか、他の連続増配の個別株やSPYDのような尖った米国高配当株ETFと比べても遥かに高い配当利回りだといえます。
2022年1月QYLDの配当が多すぎた
異常とも言えるぐらい、2022年1月のQYLDの配当金が大きかったのです。
それもそのはず、1株0.5ドルも配当金があったのですから、2月と比較すると半値以下に落ちているので、配当金が激減したと感じてしまうのです。
毎月QYLDを10株ずつ追加で積み立てしているのに、2022年1月と比較すると配当金は半額を遥かに下回っています。
月0.2ドルというのがQYLDの実力値として、それでも高い配当金なんですよね。
1月の超高配当金から冷や水を浴びせられて冷静になりました。
注意ポイント
高配当株ETF、連続増配個別株で配当金をもらうと達成感、喜び、さまざまなプラスの感情が生まれて、もっと買おう、配当をもらおうと無理して買ってしまいがちです。冷静になって無理のない範囲でコツコツ積立しましょう。
2022年1月と比較して下がったとはいえ、まだまだ高配当が期待できるQYLDはSBI証券で購入可能です!僕もSBI証券の自動積み立てでQYLDを毎月購入しています。
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QYLDの株価が20ドル付近は買いか?
2022年2月11日のQYLDの株価が20.38ドルです。
この5年チャートでも安い株価というのがわかります。
安い時期にQYLDを買います。
↑のグラフで底を撃つように下がっているのがコロナショック時です。その際でも18ドル程度までしか下がっていません。
下限値が18ドルと仮定すれば20ドルで取得して、最悪、18ドルまで下落しても含み損は10%です。下落したのが10%だとしたら1年の配当金でプラスマイナスゼロ、その後に株価が戻って来るのを待てば大きくリターンも増えるでしょうから、QYLDの株価が20ドル付近ならどんどん買い増ししていきます。
最後に
まとめ
- QYLDの2022年1月の配当金は高すぎた
- 2022年1月末のQYLDの株価下落で買い場がやってきた?
QYLDは攻めたETFです。
S&P500や全世界のインデックスファンドのような経済成長と共に年利5%を目指すような80点を取れるような優秀で大抵の人に当てはまる商品ではありません。
そういう安定、わかりやすいを捨てたカバードコール戦略というわかりにくい理屈とタコ足配当の年もあるぐらいで今後、どれだけ期待していいのか未知の部分もあるのでQYLDは万人のオススメできる商品ではありません。
全体のポートフォリオの中で10〜20%程度組み入れてみて、配当をしっかり受け取ってみてちょっと家賃の高い家に住んでみるとか、月に2回高級なディナーに行く、再投資してさらに配当金を狙っていくなど、QYLDのような高配当株があると投資の幅が広がるのは間違いありません。
僕も6年前、7年前に投資を始めた頃はインデックス1本で十分と思っていましたが、さまざまな商品を少額で買ってみると自分のライフプラン、ライフステージにあった投資がちょっとずつわかってみます。少額で無理せず、投資を楽しんでください!