結婚が視野に入り、結婚式ってどんなものかと思い、ブライダルフェアをまわり始めました。
その中で多くの人は1年後に予約するのは珍しいことではなく、普通ということに驚きましたが数100万円する貸切イベントなんだから、確かにそれくらいの猶予がいるのかもしれませんね。
特に人気の秋口、9〜11月の気候が暖かくも寒くもない時期の土日は2月現在でどこの結婚式場も空きがほとんどないようでした。
僕たちは少人数、〜20人で揚げられる結婚式・披露宴(食事会)を検討しています。
少人数での結婚式に対応している式場は多くありませんし、何かと制限があったり、自由度がなかったりします。
そんな少人数で丁寧な結婚式を挙げたい人に参考になればと思います。
今回紹介する南青山ル・アンジェ教会ですが、青山・表参道は200もの式場がある結婚式場のメッカとのことです。
その数は福岡にある結婚式場の合計数と一緒ぐらいだそうです。
そんな青山にあって、少人数で他にはない輝くところがある南青山ル・アンジェ教会を紹介していきます。
初のブライダルフェアで驚きがたくさん
ショールームにつくとまず、ご新郎様、ご新婦、おめでとうございますと言われること、結婚を意識させられるのと言い慣れてないので違和感を感じます。
部屋にはいくつかのテーブルと仕切りがあって、僕らと同様にブライダルフェアに来ている人たち、年齢層が20代〜30代前半と若い人が多く、ジーンズなどカジュアルな感じの人が多く、しっかりめにジャケット来てくることもなかったのかなと思いました。
途中で何度か飲み物を用意してくださり、カプチーノをお願いするとラテアートが。
ブライダルフェアのちやほやされ具合がすごすぎて、未だ慣れません。
チャペルの良さは随一
独立型の教会、長い歴史があり、式場内の椅子は当時のものが使用されているものとのことです。
チャペルはステンドグラスがなく、本来の教会としての重厚感が感じられました。
ホテルの内の結婚式場に併設されているチャペルとは異なり、教会としてあるがため、ちょうど僕たちが見学しているときに以前、ル・アンジェ教会で結婚式を挙げた夫婦が来ていました。
結婚記念日に訪れる方が多く、いつでも受け入れてくれる教会があるのが何より魅力に感じました。
レストランは場所によってはタクシー移動が必要
南ル・アンジェ教会ですがプロデュースしているのがTAKAMI BRIDALという会社で、話を聞いていくうちにわかったのですが、チャペルとレストラン会場と段取りの手配をする会社のようです。
代理店業寄りの業態のようで、自社物件を持たないために稼働率を考えなくてもいいし、繁忙期ならチャペルの時間をずらしさえすれば、会場を当て込みさえすれば式数を増やすことができるのでしょう。
提携しているレストランを自由に選べるのもあり、チャペルで結婚した後にそば屋さんで食事会をしたケースもあるそうです。
呼ぶ人数によって、キャパがちょうどいいレストラン自体を貸切にするか、または個室を貸切にするか選べる小回りの良さがあります。
個人的にプランナーさんに紹介されたレストランですが、フレンチを希望していたのですがカジュアル寄りで結婚式後の会食としては雰囲気が軽過ぎていまひとつな感じを受けました。
少人数だと選べる幅も狭くなりますし、人気の9〜11月を希望したのもあって、良いレストランが埋まっていたのかもしれません。
どうにもしっくりこなかったのでイタリアンのお店に変えてもらうとそちらの店舗のほうがイメージに合っていました。
食事に松竹梅のランクがなく、その時一番いいコース1つのみという潔さは面白かったです。
チャペルとレストランの場所が別なので、レストランの距離が遠いとなると全員タクシーで移動ということになります。
当日、雨が降っていて足元が悪いと来てくれた方に悪印象を与えてしまうのではないかと思いました。
服飾会社なのでウエディングドレスは強み
上記で代理店業のようといいましたが、運営会社はTAKAMI BRIDALというウエディングドレスなどの老舗なので、自社のウエディングドレスかつ選べるデザインや質については自信ありとのことでした。
外注のチャペルやレストランだと利益はそこまで出ないはずですから、このウエディングドレスと結婚式の諸々の手配で稼ぐ利益構造のようで、ホテルやレストランの結婚式場のように食事で稼ぐのとは異なるようでした。
プランナーは良い意味で正直、誠実
ル・アンジェ教会のついてくれたプランナーさんは即決してほしいと詰められるのかと思いましたがそんなことはありませんでした。
初めてブライダルフェアに訪れた自分たちに今後どうすべきかという話になりました。
何を重視して結婚式場を決めるのか。
チャペルが大事と考えるのならチャペル推ししている別の会場を見てル・アンジェ教会と比較してみるべきと助言をいただきました。
しかも、近くにある独立型チャペルの別の結婚式場まで具体名を挙げてくれ、そこのウェディングフェアに行ってみては?という提案がありました。
おまけにル・アンジェ教会だと価格で勝てたことがないということもおっしゃり、正直すぎだろうと思いましたね。
価格で勝てないといいつつも、他の結婚式場を紹介してもル・アンジェ教会のほうが良いと思っているからこそ紹介しているのでしょう。
当日決めることを煽られませんでしたが、その他の結婚式場を見てから、早く決めないと今の空いている日程も埋まってしまう可能性もありますと、ほどよく押してくる感じだったので不快感はありませんでした。
20名での見積金額
挙式 120,000円(カラードレスお色直し1回)
食事会 400,000円
合計 1600,000円
数字は丸めてざっくりにしています。
時期によって値段の上下はあるとのことでした。
披露宴なしで食事会に挙式だとちょっと高いなと感じました。
挙式にかかる費用があれこれ項目が入っている見積もりだったので、そちらのウェイトが高くなっているのでしょう。
最初のブライダルフェアだったので、20名で結婚式をして披露宴、食事会をするとどれくらいになるのかのたたき台だったので相場観がなんとなく見えてきました。
最後に
彼女にヒアリングしていくうちに披露宴をしっかりやりたいという要望がわかり、今回紹介してくれた食事会の会場もあまりしっくりきていなかったようでした。
チャペルは文句なしによかったですし、ここで結婚式を挙げたら結婚記念日に毎年訪れて、隣のレストランで食事をするイメージまでできましたからね。
素晴らしい式場と思った一方で、ブライダルフェアに行ったことで彼女がどういう結婚式を挙げたいかというのが少しずつ見えてきました。
キリスト教式か人前式でチャペルはしっかりしていて、司会者のついた披露宴、会場はカジュアルすぎず伝統的な結婚式っぽさがある方が良いようです。
他はドレスをしっかり選べればということなので、ドレスの着数が多いほうがいいようでした。
プランナーさんは優秀でしたし、良い式場だったのでここで決めてもいいとすら思いましたがご縁がありませんでした。
次回はコストをギリギリまで抑えた結婚式場をのブライダルフェアを紹介したいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。