ニートから抜け出すために転職サイト、ジェイックやリクナビを進
めるブログ記事を何件か見つけました。
年単位で、ニート・ひきこもっている人が転職サイトを使うのはハードルが高すぎます。
僕は2年しっかりひきこもって、運良く会社員になれただけで、根っこはニートのままで大した能力もなければ根性もありません。いまだに自分のことを社会不適合者だと思いますからね。
当時は、昼頃に起きて夜中の3時くらいまでUltimaOnline(ネットゲー)をひたすらしていました。それで2年、その頃の一切記憶がありません。だって、ネットゲーしかしていませんからね。
そんなネットゲーばかりの生活が1週間、誰とも話さないせいで声の出し方がわからなくなる、ひきこもりあるあるですが、そんな状態で転職エージェントとまともな面談ができるはずもありません。さらに企業の面接とかハードルが高すぎなんです。
では、何をすればひきこもり、ニートから脱することができるのか実体験をもとにして細かく分解して紹介していきます。
朝8時に起きる
ニート、ひきこもられてる方は規則正しい生活ができなくなっていて、午後に起きて、朝方に寝るような生活をしている人が多いはずです。
当初は規則正しい生活をしていても、ソシャゲのイベントの期限時間が夜中だったら、そこまでやりきってその興奮冷めやらないまま寝付けなくて朝方。
そんな日々が続くと、生活リズムが夜型になります。
夜型の生活に慣れてるんなら、夜勤とかの仕事にしたらええやん。と思うかもしれません。
夜勤はメンタルがやられやすいのでオススメしません。
人間は日中に活動するように設計されていますので、複数年ひきこもるタイプだとはたして夜勤に耐えられるか疑問です。
朝5時起きでポートフォリオを作る意識の高さはいりません。朝8時に起きて日中活動するのを目標にしましょう。
太陽の光を浴びる
近所を散歩しましょう。
田舎だと周囲の人の目があって厳しいかもしれません。それならば車でどこかにドライブするでもいいです。
日光の照射時間が短い地域はうつ病になる確率が上がるようにメンタルに良い影響があります。
無理にジョギングする必要はないですし、長距離歩く必要もありません。
最初は30分くらい歩くだけでいいです。無理せず、負担がかからないで気持ちがいいと思うくらいでOKです。
僕は海が好きなんで、毎日海を見にいっていました。
人と話す
ひきこもり生活が長いと、声の出し方がわからなくなります。
声帯も筋肉ですから使わないと衰えるのだと思いますが、この感覚は長期間人と話さない生活をした人でないとわからないと思います。
コンビニで飲み物をレジに差し出してお金を払い終わった後に、ありがとうございますという。それだけです。
エレベーターで一緒になった人と話すやストナンする、そんなコミュ力おばけみたいな真似をする必要はありません。
ありがとうございます。家を出る前に鏡の前で3回くらい練習してみましょう。
自分のことを知らないコミュニティに行く
都会限定ですが、自分と見ず知らずの人しかいないイベント、団体に行ってみましょう。
一気にハードルが上がったと思うかもしれません。
自分のことを知っている地元の友達だとひきこもりだとバレていたり、またバレる恐れがあって会いづらいかと思います。
僕もひきこもり時代に20歳を迎えたので、成人式には行っていません。成人式で絶対に今なにやってる?という話で、ニート、ひきこもりがバレますからね。死んでも成人式にはいけませんでした。
過去の自分を知らない人たち、ゼロから関係性を作れる場に行ってみましょう。
オススメは読書会はどうでしょうか。本という共通の話題があるんで話しやすいです。
緊張してうまく話ができないかもしれませんが気にすることはありません。
主催者の人が話を振ってくれたり、気を使ってくれるのに受け答えできたなら合格です。
親に挨拶する
朝起きて、リビングでおはようと親・兄弟にいうことです。
僕にとってはこれが一番ハードルが高かったです。
なにせ、すねかじりまくっていますから。なんて声かけていいのかという感じですし、極力オーラを消して自室にこもってました。
親との関係を保つ、悪いなら修繕するのに挨拶した方がいいと思います。
会社員になって気づいたんですけど、朝の挨拶をしないで着席するおじいちゃん多いんです。そして、気づいたら外出していて、会社に来たのか来てないのかすらわからなかったりします。
30年以上勤めてきていて、周囲から尊敬される役職の人があいさつすらしないんで、あいさつができるだけでまともそうに見えるのでコスパいいですよ。元気っぽくあいさつするのは。
最後に
ニート・ひきこもりを年単位でしてしまった人は、早くなんとかしなきゃと焦ります。僕も焦りましたが、同い年で会社で働いている人が当たり前にできることができなくなっています。
朝、決まった時間に起きるとか、あいさつをするなどです。
そんなもん誰でもできると思っていると思います。
我々が道端で外国人の方に英語で話しかけられたら、中学の英文法を並べれば回答できるレベルのことがほとんどですが、とっさには声が出ないと思います。
簡単で馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが反復練習してみてください。まずはそこからはじめましょう。
めちゃくちゃハードルを落として、1つずつ自然にできるような状態を取り戻すのです。
後編ではどんなバイトをすればいいのかなどを紹介していきたいと思いますのでぜひご覧いただければと思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。