あしぎん総合研究所(宇都宮市)がまとめた2019年度の冬季ボーナス支給予測調査によると、正社員1人当たりの平均支給額は35万6312円と前年度実績より0.2%増える見通しだ。非製造業が0.9%増え、全体を下支えする。一方、製造業は0.6%減と7期ぶりの減少を見込む。米中貿易摩擦などによる海外景気変調が影響しているとみられる。
取引先を見ているとメーカー、加工メーカー、エンドユーザー、商社、小規模なブローカー、全て暇しています。
業界にもよると思いますが工作機械、半導体製造装置メーカー向けと絡んでいるところは総じて悪いです。
僕は製造業に絡む専門商社にいますが、夏に続いて冬もボーナスが下がりました。
今回のボーナスと前回、夏のボーナスを比較してみると1.7%の金額が減少をしていました。
上記、製造業の下がり幅と比較しても大きいと言わざると得ません。
次のボーナスもさらに減少する可能性が高いのではと思い、財布の紐はきつくなる家計は我が家を含めても多くなるのではないでしょうか。
一方で大企業は過去最大のボーナス額ということですが、製造業、とりわけ川下の小さい会社ほど今回はボーナスが下がったのではないかと思います。
今回はボーナスをどのように有効的に使い、また、ボーナスが減った場合にどうすべきかを紹介します。
住宅ローンがあるなら、可能か限りの金額を繰り越し返済に充てる
ボーナスが次ももらえるとは限りません。
国、業界、所属する会社の景気が良ければボーナスがどうなるかなど気になりません。
しかし、どう考えても製造業と絡んでいる会社だと次回のボーナスが下がる、最悪はなくなることだってあるのです。
ボーナスを見込んで、住宅ローンを組んでいる人は少なくありません。
僕の友人にも30台で5,000万円近いローンを35年で、ボーナス払いを組み込んでいるケースを聞きます。
ボーナスが増えたら繰り越しして、どんどん家のローンを減らしていこうと考えても次はもっとボーナスが下がっていたら?
設定しているボーナス払いだけで次、ボーナスをもらった頃には手一杯になってしまうことだってあり得ます。
今回のボーナスが、これからの人生で一番もらえたボーナスくらいの気持ちで可能な限りの繰り越し返済をしておいたほうがいいです。
次の繰り越し払いはいつできるかわからないくらいの気持ちがいいかもしれません。
副業をするためのスキル向上にお金を使う
ボーナスが減るならば、その金額を補填する副業をしましょう。
ただし、誰でもできる副業は、誰でもできるがゆえにすぐに単価が落とされてしまいます。
Uber eatsの配達により報酬が約6割減です。
大都市だと、黒や黄緑色の四角くて大きいリュックサックを背負ったUber eatsの配達員を多数見ますが、とうとう、その報酬が大幅引き下げになりました。
自転車に乗って、飲食物を運ぶ誰にでもできる仕事なので、他の副業にその仕事で得たことが活かせるかと問われれば難しいですよね。
簡単、誰でもできる副業ほど、一時期は儲かっていてもプラットフォーム側が値下げをするとUber eatsのように途端に収入が減少させられてしまうのです。
だからこそ、下記のような副業のスキルを身につけてみるのがオススメです。
- 動画編集
- Youtuber
- デザイン
- プログラマー
- ライティング
- ブログ執筆
- Twitterの収益化(アフィリエイトなど)
- ハンドメイドの販売
- せどり
ざっと思いつく限りでもこのくらいは出ました。
僕はブログ執筆とプログラミングを勉強中です。
うまく収益化できるようになれば、動画編集にも挑戦したいですね。
本業で自己表現できない職種・職場だったとしても、副業だと自分で考えて決めることができますのでハマる人は多いと思います。
とりわけ、ブログは継続するのが難しいですが、書き方を覚えたり、習慣化することができたりすると後は慣れです。
ブログを書くことの苦痛は一気に減るので、そのゾーンに入るのに短い人で3ヶ月、長いと年単位で時間がかかります。
文章を書くことだけと簡単なように見えるのですが、僕がこのブログを始めた3年前に同期だった人はほとんど見かけなくなりました。
それだけ長く続けるのは難しいんですよね。
時間を増やすための高機能家電を買う
縦型の全自動洗濯機を使っていると、洗濯が終わると干す作業があり、乾くのを待って取り込みしないといけません。
しかし、ドラム式洗濯機ならば洗濯、乾燥まで行うことができます。あとは取り込むのみです。
sharpのホットクックなら、朝の出社前に具材と調味料を仕込んでスイッチを押すと夜、自宅に帰るとおかずが出来上がっています。
ロボット掃除機のルンバを買えば、定期的に掃除機をかける必要性がなくなります。
ドラム式洗濯機、ホットクック、ルンバ、それなりに高い家電です。
まとまったお金が入ってこないとなかなか買う気持ちになりづらいです。
ボーナスがあるのならば、こういう高級だけど自分が動く時間を減らす家電を購入、時間をお金で買うのも良い使い道だと思います。
株価が高止まりしているので株式投資は慎重に
2019年12月現在だと、日経平均株価は年初と比べても高い水準にあります。
景気動向一致指数は落ちているにも関わらずです。
株価が落ちる可能性、そう遠くないと踏んでいるのでボーナスをもらった今、株式投資をするタイミングではないと踏んでいます。
日経平均についても2020年は30,000円代か?というような楽観的なニュースもあります、僕は逆に株価が落ちるんじゃないかと思っていてその兆候を注視すべき状況としています。
素人判断なので、どちらが正しいのかは自己判断で投資していただければと思います。
最後に
2020年以降も製造業は売り上げ、利益とも落ち続けてボーナスがどんどん少なくなる悲観的なストーリーをもとにボーナスの使い方を紹介していきました。
常に暗い未来を想像しながら、そうなったときに金銭的に困らないようなポジションを取れるようにすべきだと思います。
特に副業は始めたいという人も多いですが行動にまでうつす人は少ないです。
始めるのが容易なブログですが、過去、ブログの書き方はいろんな人に教えましたが今続けている人は誰もいません。継続する難しさがわかります。
ブログは収益が発生するまで時間がかかりますし、そもそも、開設した当初は誰にも読まれないので気持ちを維持するのは困難です。
自分がハマりそうな副業を試しながら、これなら稼げる!と踏んだことをやってみて、ボーナスの足しにしていくのが僕はいいと思います。
ボーナスの話から副業をすすめる方向に話はずれましたが、ボーナスに頼らないでも住む収入を得ることができるようになればボーナスが減ってもダメージが少ないですからね。
今後、暗い未来になったとしても生き抜けるようにがんばっていかないといけないですね。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。