関東に住んでいる人は、夏場は江ノ島や湘南の海を楽しみにしている方も多いかと思います。
近すぎず、ほどよい距離があるからこそ旅行気分にさせてくれる江ノ島〜鎌倉はお泊まりデートにおすすめです。
夏や海のイメージの多い江ノ島ですが、年中楽しめるスポットや涼しい時期こそ鎌倉で神社巡りするのもいいかと思います。
そんな今年、僕がプランを立てて実際にまわってみた江ノ島〜鎌倉の1泊2日デートプランですので参考にしていただければと思います。
1日目
11:00 小田急線 片瀬江ノ島駅に到着
片瀬江ノ島駅です。
ここから海が見えるぐらいビーチが近いのでテンションが上がりますね。
5〜10分歩けば、すぐに海に入れる立地の良さと駅前には若い人が多いです。
片瀬江ノ島駅とビーチの間にあるエッグスシングスです。
いつ行っても混み合っているので、並ぶ覚悟か開店前に行くかしなければなりません。
11:30〜 イル キャンティ ビーチェ (iL CHIANTI BEACHE)でランチ
少し早いですがランチに行きます。
イル キャンティ ビーチェ (iL CHIANTI BEACHE)は駅から徒歩3分と近くにあるイタリアンの人気店です。
196席もあり、客席数が多いにも関わらず、ランチタイムやディナータイムはいつも行列になっています。
11:00集合にしたのも、早めにランチに入らないと並ぶこととなるのですが、実際11時過ぎに行ったのですが、それでも自分たちの前に2組の待ちがありました。
2組だったので10分待って案内されましたが、その後、12:00を過ぎたあたりから外まで行列になっていて、夏場の炎天下で待つのも辛いと思いますので事前に予約するか、早めに行くのが良いでしょう。
ランチメニューはありませんのでアラカルトでソフトシェルクラブを使った料理や珍しいフジツボを調理したもの、江ノ島らしい しらす入りピザなど色々頼みましたが、1人あたり〜¥2,000とコスパよくいろんな料理を楽しめました。
ここはランチもディナーもハズレのないお店なので行く店に迷ったらイル キャンティ ビーチェ (iL CHIANTI BEACHE)を予約しましょう。
13:30〜 新江ノ島水族館で魚を鑑賞
イル キャンティ ビーチェ (iL CHIANTI BEACHE)のほぼ隣、徒歩1分の場所にある新江ノ島水族館です。
近海の海で取れる魚はもちろん、ペンギンショーやイルカショーなどのショーも数多くありますので1日中いても飽きないデートスポットです。
途中、歩き疲れたらカフェもありますのでアイスを食べたり、イルカショーを見ながら座って休憩もできます。
南の海にいる魚が展示されているトロピカル水槽はカラフルだったり、その大きさも目を引く魚がたくさんあって足を止めて、長時間見ている人が多かったです。
17:00〜 江ノ島に移動
徒歩で江ノ島まで15分です。
夏場は少し汗ばみますが週末ですと自動車だと渋滞がひどく、歩いた方が早い場合も多いので徒歩での移動の方が良いかと思います。
見ての通り、人・人・人です。
ただ、お土産屋さんも食べ物屋さんも東京に近い観光地だけあって、洗練されていますというかクオリティが高いです。
お店を見ながら、1本道なので迷うことはありません。ゆっくりと歩きましょう。
18:00〜 江ノ島灯台からライトアップを鑑賞
夜になると江ノ島灯台がライトアップされます。
この時間は家族連れよりもカップル率の高さは神奈川で一番かもしれません。
夏限定でライトアップもありますので、公式ホームページを確認してみましょう。
江ノ島灯台から見える景色もとても綺麗でした。
19:30〜 レッドロブスターでディナー
江ノ島を堪能したところで、元来た片瀬江ノ島駅方面に戻ります。
新江ノ島水族館を横切って、歩くこと5分でレッドロブスターがあります。
週末は家族連れも多く、僕が行った日は小さい子供の誕生日が行われていて、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にお祝いしているのを見て、ほっこりしました。
こういうちょっと高級なファミレスだけど、子供が騒いでもそこまで迷惑にならないお店は貴重だと思います。
1日中ずーっと海を見ていると海鮮が食べたくなる人も多いのではないでしょうか。
レッドロブスターに来ればロブスターは抑えたいところです。
ロブスターの黄金焼き、マヨネーズベースのソースで濃い味付けが1日中歩いた疲れた体が最も欲するものでした。
米が食べたくなって頼みましたが、よくよく考えてみたらアメリカ系のお店でパエリアみたいなスペイン料理ってとうかと思うかもしれません。
でも、あつあつの鉄鍋に海鮮たっぷりのパエリアは食べ応えがあって、おいしかったです。
〜22:00 ホテル着
ごちゃごちゃ書くよりも写真を見てもらった方が早いと思います。
今回泊まったのは8HOTELというところなのですが、とってもオシャレというかデザイナーズホテルにしました。
デザイナーズホテルといったものの、フロントや部屋がシンプルで無駄がない。中には部屋の壁にデザイナーによって描かれていたりもするようです。
実際、ラウンジには20〜30台の人ばかりでしたし、カップル率が高かったです。
それでいて、1人あたり¥6,000なのだから、下手なビジネスホテルよりも安いときています。
最後になりましたが、場所ですが江ノ島から電車に乗ること10分で藤沢駅に移動、駅から徒歩5分程度の場所にあります。
駅近の立地もそうですが、最悪、江ノ島のお店が混みすぎていて晩御飯を食べられなかったとしても藤沢まで行けばどこか入れるだろうということと翌日に鎌倉観光するならばと思い交通の便が良さそうなのでここにしました。
2日目
7:00〜 bills 七里ガ浜で朝食
ご存知の方も多いのではないでしょうか。世界一の朝食が食べれるbills 七里ガ浜店のオープンが朝7時なのでそれまでに店に行きましょう。
なにせ、日本1号店で有名なこのbills 七里ガ浜店なので連休中なら、遅れていこうものなら長時間並ぶことになります。
残念ながら、僕たちは朝起きた時点で8時を回っていたので諦めましたが、皆さんは早起きを頑張っていただいて行ってくださいね。
9:00〜 大船観音寺で大船観音を見る
まずは見てください。
大船観音というらしく、戦後に作られた比較的新しい観音様とのことでした。
そもそも、大船観音自体を知らなかったのですが朝食を食べ終わってからホテルを出て、JR藤沢駅から鎌倉への乗り換えで大船駅に降りたところ、駅からめちゃくちゃでかい大仏?らしきものが見えたのに興奮して改札を出ました。
改札から5分歩いたところに大船観音寺があります。
拝観料ですが¥300かかります。
しかし、待合室?休憩室?らしき場所では無料ウォーターサーバーもあり、暑い夏には助かります。
拝観料がかかるのもあるのか土日も空いており、ゆっくりと観音様を眺められました。
また、この観音様の中に入ることもできてこんなに迫力があるのに人気スポットにならないのが不思議なくらいでした。
10:30〜 鎌倉へ移動〜小町通りを散策
大船から鎌倉まではすぐ、小町通りを歩きながらアイスクリームを食べたり、はちみつを買ったり、もし良いお土産が見つかったら買ってみるといいかもしれません。
通り沿いにはオシャレなカフェやランチを出してくれるお店がたくさんありましたのでデートだったり、女子同士というのが目立ちました。
12時前になると人気店は行列になります。僕が通ったところでも11時くらいに既に長蛇の列のパンケーキ屋さんがありました。
小町通りにお目当ての店があれば、11時に狙って行けば入りやすいかと思います。それくらい混んでいます。
11:30〜 鶴岡八幡宮
JR鎌倉駅から小町通りを歩くこと15分。いや、20分くらいは歩いたか?やっと鶴岡八幡宮に着きます。
夏場は汗だくになるので、木陰で身体を制汗シートでふいたり、水分補給を忘れずに行きましょう。
ここはまだ、6分目、これからもまだまだ歩きます。
ありがちな長い階段に心折られず、ゆっくりでいいので上りましょう。
人も多いですが境内がとにかく広いので地図を見ながら、一通り見るだけでも大変です。座れる場所を確保しつつゆっくりと散策してみてください。
12:30〜 ぬふ・いちでスープカレーランチ
鶴岡八幡宮を出ると建長寺までの道沿いに鎌倉野菜が食べられるスープカレーのお店、ぬふ・いちがあります。
食べログで調べて行ったのですが、どう見ても民家で不安になりますが入ってみると・・・
どう見ても、普通のおうちです。
ちょっと不安を覚えたものの、鎌倉野菜が19種類入ったスープカレーを頼んでみました。
人生で一番豪華なカレーでした。競う相手もいない圧倒的なやつです。
19種類の野菜が素揚げや焼かれていたり、様々な調理がされていてこれだけ手間がかかっているカレー、まずないでしょうね。
これでいて、¥1,490(税抜)です。
きょうび、ココイチでも手仕込みチキンカツカレーにチーズをトッピングするとこのくらいの価格は行くのでしょうが、この種類の地元の野菜に1つずつ丁寧に調理されたトッピング、これ原価考えたら利益出ないんじゃないか?と思うほどでした。
あまりにおいしさと贅沢さ、野菜の食感を確認するのに集中するとお互い無言でひたすら食べ続けました。
鴨のハンバーグスープカレーも頼みましたが、こちらもおいしかったです。
今までに食べたことがない鴨肉のハンバーグでしたが、臭みやクセが感じられずカレーと合って、ああ肉食べてると実感しました。
この2日間で一番印象に残って、一番おいしかったのがぬふ・いちのスープカレーでした。
北鎌倉に行った際は必ず寄りましょう。
下手なスープカレーのお店に行けなくなります。絶対おすすめです。
14:00〜 建長寺
スープカレーで身体を満たせば、疲れも少し和らいでくるでしょう。
10分歩くて建長寺が見えてきます。
ここでも拝観料が必要となります。鎌倉歩きにはじわじわと小銭が必要となりますので最初にお金をくずしておくといいでしょう、
大船観音時と同じく¥300の拝観料を払い、中に入っていきましょう。
大きな門があります。この門の下い木が横たわっていて座れるスペースになっているのですがめちゃくちゃ涼しいです。
外の気温が35度もある中で、外にいるだけで汗が吹き出る気温の中、この門の下だけは涼しい風が通り抜けます。
どういう原理かいまだにわかりませんが天然のクーラー、この木に座ると心地よさに動くことができなくなって、僕らが座り続けていると外国人観光客の方々も同じように座りはじめて気付いたら満員に。
20分ほど休憩した後、庭園に行ってみるとここが美しかったです。
綺麗に手入れされているのもそうなのですが一切の無駄がありません。この庭ならずっと眺めてられると思わせられました。
15:30〜 円覚寺
さらに北鎌倉駅に向かって足を進めると円覚寺があります。
ここも拝観料がかかります。しかも、ここではsuicaのような交通系ICが使える今の時代に合わせた決済方法を持った寺院です。
ここでも拝観料は¥300でした。何か規定があるかのようにどこも同じ拝観料ですがそういう組合で協定が結ばれてたりするのでしょうか。
ここいらで気付いたのが、拝観料がかかるところの方が人が少なく、落ち着いて見れるし、連休中だろうが建屋に1組だけになる時間もあります。
自分のペースで楽しみたいのなら、あえて、拝観料のかかるところに絞っていくのもいいなと思いました。
18:00〜 横浜へ移動、赤煉瓦倉庫でディナー
鎌倉から北鎌倉まで、途中ランチを食べたりはしたしたが歩き通しで疲れると思います。
電車に乗って横浜まで、一気に都会に行きます。
赤レンガ倉庫でイベントをしているようでした。デートにちょうどよくて、話題に事欠きません。
中華街で小籠包を食べていると数時間前までお寺を回っていたことを忘れる異国間も味わえます。
旅はいろんなこと感じたり、味わったりしたいですよね。
お疲れ様でした
最後は少し駆け足でしたが、いかがだったでしょうか。
関東に住んでいる人は江ノ島〜鎌倉でお泊まりデートは絶対におすすめです。
ちょっと遠くだから、非日常が感じられるし、それでありながらも少し電車に乗ると横浜みたいな都会にも行けるそんな幅広く楽しめるプランです。
ただ、歩く距離が長いので体力に自信がない女子にとってはつらいかもしれません。特に暑い時期は体力を奪われますし、ところどころで座れるところを探したり、カフェに入ったりするのを忘れずにいきましょう。
また、アクティビティが好きなら、江ノ島でSUP体験をして見てもいいかもしれません。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
参考にしていただき、良い旅行をしていただけると嬉しいです。