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世田谷 雑記

【演劇】ロ字ック 「掬う」を見て2019年で一番感動した話

自分の人生の中で【演劇】なんてタイトルをつけて話したり、ましてや書くことがあるなんて思いもよりませんでした。

そのくらい、演劇というカテゴリーと僕とは縁遠いのです。生の演劇、一回も見たことないでしね。

 

ロ字ックという劇団で長く制作をやっているという友人がいて、公演があるたびにお誘いLINEを頂戴していました。今までは華麗にスルーし続けていたのですが、今回は見に行かせてもらうことにしました。重すぎなく、ポップな感じで「行く」と返信。

その返信をしたのが1ヶ月くらい前かな?もうちょっと前かな?くらいで先週くらいまで完全に忘れ去っていましたが、そういえばと昨日思い出して、公演がある今日の日を迎えたのでした。

 

そもそも、この掬うですが見に来ている人は、

  • 演劇を見るのが趣味
  • ロ字ックの作品が好き
  • 好きな俳優が出演している

とかだと思います。

チケットぴあでスポーツを見ない人が野球の試合のチケットを買おうと思わないように演劇に興味がなければこの公演のチケットを買うとか、まあないんじゃないのかなと思います。

 

演劇を見るのにキャリアが必要かどうかわかりませんが、僕みたいな演劇に興味がなくとも「掬う」を見て、最高にしびれたし、感動させてもらいました。

今回は初演劇を見てとロ字ック「掬う」について書いていきたいと思いますので最後までご覧ください。

舞台と観客席が近い

場所は、三軒茶屋のシアタートラム。駅直結でそこそこ名の知れた劇場らしいです。さっき調べて知りました。

劇場自体は200席程度とコンパクトながらも、劇場設備及びにホールは黒を基調として落ち着いていて何より清潔感がありました。

一番前の客席から舞台までが、立ち上がってほんの少し手を伸ばせば演者に届くくらい近い距離でした。

映画の席を取る感覚で中段あたりを座席指定していたので失敗した、もっと舞台に近い席にしておけばよかったと深く後悔しました。

テーマ 家族

30代半ばのミズエには余命幾ばくかの父がいる。

父が余命宣告を受けてからと言うもの、

ミズエのもとに母からの常軌を逸したメールが連日届く。

しかも兄の嫁は母との折り合いが悪く、

母に執拗に攻撃されているとミズエに相談してきている。

正直言うと、ミズエは辟易としていた。

何を言っても母には伝わらないだろうし、

ミズエは義姉のことも受け止めきれずにいる。

ミズエは孤独を感じていた。

(後略)

掬う | 第十三回本公演 特設サイトより引用

家族との関わり方、それが時に悲しく映るし、ちょっとコミカルに見える日高ボブ美さんのインパクトはすごかったですね。当分寝ても覚めても記憶に残ります。

上記引用の特設サイトのイントロだけ見ているだけでしんどいですけど、実際の公演はもっとしんどく、生は金属製の杭で心臓を撃ち抜かれてるんじゃないかと何度か感じて、自然と身体がビクついて、隣のお客さんに迷惑かけてないかと心配になりました。それくらいの臨場感でした。

 

各々が持つ家族の接し方は異なるし、それに正解も不正解もないのですが、自分が親、兄弟、親戚にどういう接し方をしているか重なる役が1人はいるんじゃないかと思います。僕は感情移入しながら見ていたら、胃のあたりが重くなってきました。

 

主人公ミズエの家に住み着く女子高生の東野絢香さんの演技、つかみどころがなくて、独特な雰囲気で常に目で追ってしまう魅力がありました。

 

最初にはったネタを終盤で伏線回収をしてくれて、スッキリさせられて1本取られた感があって、脚本の方すごいとただただ感心しました。小説読みの方とか、こういうの好きなんじゃないかと思いましたね。

本当はネタバレしてガンガンかきたいけど、ぜひ見て欲しいので。公演で見ることができなくても映像化されるかと思うのでそちらで見てほしいのであえてネタバレなしにします。

5,800円は高いのか、安いのか

この5,800円はこの公園「掬う」の前売りチケット代金です。

当ブログですがお金、ビジネスを書くことが多いのでこの観点から1つ書かせてもらいます。

 

ズバリ、安いです。

なぜなら、プロの演者が同じ時間にあれだけの人数そろえて、2時間以上拘束してみることができるからです。

しかも、1公演で最大でも200人しか入れないプレミアムな空間と考えたらどうでしょう。

東京ドーム公演ですと50000人超入るわけで、それでもコンサートのチケット代がもっと高いことだってあるわけで、もちろん施設にかかる費用は東京ドームの方が高いですがそれを鑑みても今回の「掬う」が高いとは思えません。

他の劇団の公演を見たことがないので相対的なチケット代の比較は一切ありませんが、そのあたり、ハコや劇団の規模によっても価格は大きくことなるのかもしれませんね。

 

映画だと、同じくらいの上映時間で1,800円だから高いじゃないか!と考える人もいるかと思います。

しかしながら、映画は配給会社への支払いはあれどもかかる人間の数やその工数が圧倒的に少ないのだから安いのだと思います。

 

ただ、問題としては生の演者や場所から考えると高い・安いではなくて、5,800円という価格自体が余暇に使うお金としてはかなり高いです。

1日500円、コンビニで購入している昼ご飯でいうと10日分オーバー、月の稼働日数でいうと約半分なわけですから安くありませんよね。

既婚者の僕の友達はお小遣い15,000円ですから飲み会、タバコ、缶コーヒーをやめないと支払えない金額です。

 

既婚者じゃなくても、5,800円のチケットを気軽に買える人は多くないでしょうし、それなりに見たい動機、役者のファンとかそういうのがないと売るのが難しい価格帯だと思います。

チケット売るの相当苦労するんじゃないかと思いますがどうだったのでしょうか。

最後に

主人公の家ですが、雨漏りしています。

応急処置をしても、また雨漏りがしてきます。

僕らも応急処置をしてだましだましやっていること、何かあると思います。

しっかり直さないといけない、自分と向き合わないといけないのですね。

 

2時間と少し観劇して、シアタートラムを足早に出ました。

家族とのあり方、生の演者の迫力を頭に直接ぶち込まれたような感覚を受けて、2019年11月現在で今年一の衝撃でした。

三軒茶屋の駅前のドトールで動けなくなって、このお芝居のことを考えたり、自分と照らし合わせたり脳内をグルグルして、アイスコーヒーの氷がほとんど溶け終わった頃に店を出て、東急世田谷線に乗り込みました。

 

生の演劇ははじめてでしたが、見てよかったな。これを知ることができた人生とそうじゃない人生なら、知った人生の方が断然良い。自信を持って言えます。

 

2019年11月16日現在で東京公演は11月17日 14:00のみ、当日席があるかは直接ご確認いただければと思います。

愛知、大阪公演は下記「掬う」特設サイトに日時記載していますのでご覧ください。

 

下記チケットぴあでチケット購入ができます。中山もここで購入しましたが、いちいちチケットぴあに電話をしなくてもいいですし、座席指定までできてなんて便利な時代なのでしょうか。

 

この「掬う」をきっかけに何か演劇見に行きたいなと思いました。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

中山ゆう

2019年よりサーフィン、プログラミングをはじめました。食は京王線の情報中心です。より良い記事をお届けできるようがんばります。

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