2018年12月、PayPayが始まったとともに100億円分キャッシュバックキャンペーンが行われました。
たった10日の間で終わってしまいましたが、結果としてQRコード決済の存在自体を世の中に知らしめることとなった強力なキャンペーンであったことには違いありませんでした。
で、その100億円分キャッシュバックされるポイントですが2019年1月8〜10日に付与されました。
結果、不正な利用をしたユーザーにはポイントが取り消しになりました。
ポイント付与取り消しにつきましては公式サイトでもアナウンスされております。
では、どのようなケースで取り消しになったか1つずつ解説していきますので最後までご覧ください。
対象となるお支払いをキャンセルし、返金を受けた場合
これはわかりやすいですよね。
購入後に初期不良および個人の事情で商品の返品をし、返金を受けた場合はポイントのキャッシュバック対象外です。
取引やキャンセルの状況により不正行為が行われたと当社が判断した場合
20%相当のキャッシュバックと同時に一定の確率で最大10万円まで全額キャッシュバックが行われていました。
全額キャッシュバックが当たるまで返品→購入→返品・・・を繰り返していたわけです。
こんなことしたら、10万円相当の商品が無料で入手できるに等しいですよね
付与される前に、対象のPayPayアカウントが停止または削除された場合
アカウントを削除すれば、ポイント振込先がないので付与されません。
当社の利用規約に違反する行為があった場合、またはそのおそれがあると当社が判断した場合
本人のものではないクレジットカードを利用した場合もこれに含まれます。
他人のクレジットカードを代行で使うのはもちろんですが、両親といった血縁関係のある家族でもNGです。
本人のクレジットカードを必ず使いましょう。
複数のPayPayアカウントで付与を受けたことが確認された場合
この不正が一番悪質ではないでしょうか。
割引率の低い、定価販売のApple商品やニンテンドー switchなどのゲーム機をPayPayアカウントを複数作って大量購入後に販売、キャッシュバックも合わせて受けるというものです。
転売で荒稼ぎする転売ヤーがやっていたと思いますが、ポイントは取り消しです。
新古品として、売りさばいてキャッシュバックを受けたポイントでさらに仕入れて売るつもりだったのかもしれませんが不正はいけません。
あくまで一例のみですが、不正をしようと思えば結構できますよね。
たとえば、考えられるのが個人商店でPayPayを導入し、その店舗関係者の家族、友人でPayPayで支払ってもらったのちに現金で返金します。
お金を右から左に動かすだけでポイントを受け取ることができる不正取引をやろうと思ったら簡単ですからね。
やろうと思えば、簡単に不正行為ができてしまうのでPayPay運営が厳しめに取り締まるのもわかります。
PayPay決済を利用するユーザだけでなく、店舗側の不正もないか調査しているものと思われます。
付与されたポイントが使用後に不正発覚した場合は相当額を請求されますので、PayPay運営の本気さがわかります。
また、このような悪用が多くあったために取り締まりが厳しくなり、正しく利用していたユーザにも不正利用疑惑がもたれてポイント付与が取り消しになっている事例もでているようです。
僕のPayPayアカウントを確認しましたが、無事ポイントが付与されておりました。
これを見て、ホッと安心したとともに取り消されないことを祈るのみですね。
最後に
はじまったばかりの決済方法また過激なキャンペーンだったからこその不正でしたが、しっかりと取り締まってもらいたいです。
ルールに則り、利用したユーザに不利益なく、悪用したユーザの逃げ得にならない仕組みになりますように。
これからも、劇団よつば座はPayPayを応援いたします。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。