劇団よつば座

座長がいなけりゃ、演劇もしない。

あのマッドサイエンティストの過去とは?「食糧人類 4巻」

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1巻から漫画販売ランキングでは上位となっていて存在は知っている人も多いと思います食糧人類も4巻になります。
まだ4巻なので、今から読み始めても余裕で追いつけますね。



温暖化が進んだ世界の中で


高校生の主人公・伊江くんが通学途中にとある施設に拉致されるところから始まります。
その「ゆりかご」と呼ばれる施設は人間以上に高度な文明、知識を持った地球外生命体を養うためであり、現代の科学では説明できないイキモノと対峙するちょっと怖くて、グロデスクな話です。

4巻の主人公はマッドサイエンティスト山引


主人公と「ゆりかご」で出会い、行動を共にすることとなる1人が山引なのですが、出会った当初から気味の悪い施設設備や謎の生物に誰よりも興味を持っており、普通は気持ちがるはずの死んだ人間の腕をひょいと持ち上げる人とは変わった感性という言葉ではくくりきれない気味の悪い登場人物でした。


その過去がついに明かされる。


見た目はメガネをかけた優男風イケメンにも関わらず、気味の悪い発言・行動からその過去が気になっていた読者も多かったのでしょうが4巻で彼の異常な過去が明らかとなります。


場面は過去に遡り、山引が大学の遺伝子研究で研究室の学生だった頃、優秀な成果を上げるもその成果を山引自身が受け取らず、その研究室のトップである桐生教授が受けることとなります。
研究が伸び悩んでいた桐生教授にとっては渡りに船で、山引の優秀さを利用する形でどんどんと遺伝子研究の世界でのし上がっていきます。


大学生の頃の山引も今と同様に常識に欠ける言動は変わらずですが、そんな素行の悪さよりも優秀さを欲し。桐生教授も山引を自分の手中に収める為にある行動を起こしていくのでした。


桐生教授が山引を利用し遺伝子研究の世界の第一人者となり、海外での講演旅行で長期不在の後に自分の研究室に行ってみると山引が新たな研究成果の「あるモノ」を知ることとなります。


そのことから、今まで自分の為に利用していた山引の利用価値よりもその危険性、さらには山引の自分以上の優秀さへの嫉妬が合間って桐生教授が起こす行動で話が終わります。
山引という人間の性質がわかる過去編も衝撃的な展開が多く見応えがあります。


おわりに


これで主人公と関わる個性的な登場人物の過去が一通り終わりました。
今後、あの気味の悪い施設「ゆりかご」との対峙が書かれていくのでしょう。


ここまでエグい描写が多かったのですが、これ以上にモノとなるとどんな展開となるのか楽しみ半分で怖さももう半分あります。
5巻の発売が待ち遠しいです。